postcard blues (texas日記#2)
soul man
bb

んーっ、絵になるなぁ。
ジョンリーフッカーが元ネタだと言われている黒づくめスタイル。煙草が似合う。
たまにはこういうかっこいい葉書もアップしないといかんよね、やっぱり。
って言ってもジョンベルーシの生涯も映画の内容も常軌を逸したハチャメチャさで、今まで登場した葉書と温度差はないんですけどね(笑
(ココでちらっと見れてしまいますBB!)

左がエルウッドことブルーズマニアのカナダ人、ダン・エイクロイド、右がジェイクこと唯一無二のR&Rコメディアン、ジョン・ベルーシ。
監督:ジョン・ランディス
出演:キャリー・フィッシャー、キャブ・キャロウェイ、レイ・チャールズ、ジョン・リー・フッカー、アレサ・フランクリン、ジェームズ・ブラウン、ツイッギー、チャカ・カーン、フランク・オズ、スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・キャンディーetc…
説明不要のミュージカルコメディ映画の金字塔。1980年作品。
ブルース・ブラザース ― コレクターズ・エディション  ブルース ブラザーズ [ポスター] ザ・ブルース・ブラザーズ サントラ盤
この映画を楽しめない米国音楽ファンがいたら頭蓋骨を開いて脳髄に聴診器を当て、色々調べてみたいですね。スティーブクロッパーやダックダン、マットマーフィーらがバックバンドにいる時点でお手上げですがな。
しかし音楽の方はもう話すことはないですね。登場するR&Bの神達についてとか、この約25年の間に語り尽くされた感がある。当然俺が語ることもない。最高としか言いようがないです。
逆にどうしても書いておきたいのは「ジョンランディスって凄いぜ!」ってことなんだが、見た事ある人にはこれも言うまでもないわけで(笑

ただ、この映画に批判的な意見も頻繁に耳にする。詳しく話を聞くと、くだらないとかうるさいとかしつこいとか金の無駄使いとか演技がひどいとか…。

ばははははは! それがいいんじゃん!

俺はたまらず笑い転げてしまって会話はもう成立しない(笑
や、冗談抜きにそうなったことが数回あります。
ちなみに以前登場したラスベガス〜テリーギリアムとかもそういう事を言う人がいて、きっとドリフも嫌いなんだろうなぁ、なんて思って要するに「だめだこりゃ」。

例えばあの意味のない執拗なカークラッシュだけでゲラゲラ笑えるでしょう。確かパトカー58台もぶっ壊している。本当に意味がナイ、というところに意味があるんです(笑

しかし。残念ながらこの映画では全盛期のブルースブラザースは見れない。正確に言えばベルーシがもうダメだ。バック転はしているが実はストーンズ脱退前のブライアンジョーンズみたいな状態であり、彼の目に死兆星が見えているのは間違いない。
時代順もしくは彼の死から遡るかしてサタデーナイトライブやアニマルハウス、1941なんかを見るとそれがよく分かる。キレが違いすぎる。
ベルーシ最期の事件―ハリウッドスターたちとドラッグの証言
サタデー・ナイト・ライブ 25周年 1941 アニマル・ハウス スペシャル・エディション

つまるところこの人たちは映画の前、70年代後半が最高なんです。その後の映画(ネイバースとか危機一髪)もアルバム(maid in the america)も好きなんだけど、やはりBBからは下り坂。残念です。
Briefcase Full of Blues
ま、湿った話は抜き。とにかくこいつら最高です。
その後、ランディスはSNL組を使って3アミーゴズを作る。これもまた最高です。
moonlight drive
ジムモリソン

別に連想ゲームをしているわけではないんだが、妙に葉書がリンクしていくのはなぜだろう。
まぁ世の中に数百数千種類あるポストカードの中から自分で選んで買ったものだからどれも底辺では繋がってますわな。

またまたいい目をしておられる御仁が出現しましたね(困
ROCKとCOCKの神/リザードキングことジム・モリソン。the doorsのボーカリスト。享年27歳。

The Doors  まぼろしの世界  Waiting for the Sun  ソフト・パレード

20才前後に溜まり場で毎日聞いてたなぁ。俺が聞いてなくても友人の誰かが絶対CD聞いているかビデオ見てるかって感じだったし、実家に帰れば若い頃大好きだったとかでお袋が俺のCD勝手に聞いてるし、ギター持てばドアーズのリフ、鍵盤弾けばドアーズのソロ、何もなくてもジムのインディアンダンス…ってな感じで俺の周囲は完全にドアーズ漬けだった(笑
毎度→tigers blues過去ログ

ドアーズと言えば60年代後半を代表する西海岸のサイケデリック/ブルーズ・ロックバンドの一つだが、他のバンドとちょっと違うのは彼らがアイドル的な人気を誇っていた事である。
要するにジム・モリソンはPOPイコンであり、セックスシンボルだったのだ。ミック・ジャガーやプレスリーがそうであったように(本人達はそれが嫌になっておかしくなっていくわけですが)。
男子はジムのディオニソス的なドロドロの部分に強く惹かれたわけだが、婦女子はそうではない。こんな目をしているジムには用はないみたいです(笑
L.A.Woman Morrison Hotel An American Prayer La Woman Live (Full Dol) ドアーズ


この目は彼が愛したバーボンによる酔眼とは到底思えない。N.Yでのライブの時ステージに投げ込まれた大量の手巻きを拾って「N.Yのジョイントは爪楊枝みたいだな」と笑ったそのブツでもなさそうである。
十中八九サイケデリックスタッフでbreak on through to the other sideしてますね(笑
ボク知覚の扉を開けてしまったよ! という感じに見えます。
知覚の扉 ブレイク詩集 ランボー全詩集 善悪の彼岸
まあこの時代にこの目をしてない奴は完全なモグリでしょう(生まれてもいないくせに俺もよく言いますな)。
オリバーストーンの映画ドアーズでヴァルキルマーが一世一代の名演技を見せてくれるが(内容は最低)、ほとんどこの目をしている。
モリソンがただのラリパッパみたいな描かれ方をして酷いと思うが、なにせオリバーストーンなんで許してあげてください。
彼はいまだにベトナムの亡霊から解放されないんですよ。
まぁラリパッパな葉書ばかり炊いている俺にも問題があるな(爆
expecting to fly
lasvegas

ええい連続でB級TRIPムービーいっちゃえ!
いやいやこちらはウルトラC級映画だ!
俺の中ではジョニデップとテリーギリアムそれぞれの最高傑作に認定されてる作品ですからね。つまりシザーハンズも未来世紀ブラジルも越えてるのだ!(と激しく啖呵を切った途端にちょっと後悔している自分がいるが…)

監督・脚本:テリー・ギリアム 
原作:ハンター・トンプソン 
出演:ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ、トビー・マグワイア、キャメロン・ディアス、クリスティーナ・リッチ、マーク・ハモン、エレン・バーキン等
スポーツジャーナリストのラウル・デュークがデップ(手前)、弁護士のDr.ゴンゾーがデルトロ(奥)。
車のトランクに各種ドラッグを満載してラスベガスをやっつけに行くのだがラスベガスにこてんぱんにやっつけられる話(笑 1999年作品。
ラスベガスをやっつけろ  ラスベガス・71  Fear and Loathing in Las Vegas (Harper Perennial Modern Classics S.)
ここに注目!
…というと変な切り出しだが、原作と原作者のハンタートンプソンの事を避けてこの作品を語るのは不自然だ。デップはこの作品のために彼の付き人までしたのである。
しかしながらこの人の事はこんな所では説明し切れないので放棄!(汚
原作未読の方は是非是非。大傑作です! 
原作とはまた違うんだけど映画も最高です。当然の事ながら未見の方は是非是非です(笑

この映画については引越し前(つーかまだ終わってないんですが…)のブログにチラッと書いたので一応リンク張っておきます→tigersblues過去ログ

しっかしこの映画について語るべき事はないですねぇ。音楽も最高で布袋以外は文句のつけるところがない。
ラスベガスをやっつけろ!
や、もちろん原作のようにグダグダとあれが素晴らしいここがよく出来ているとか言えばキリはないんだけどもさ。

ナンセンスを受け付けない人やテリーギリアムのセンスがNOの人は完全にダメでしょうけどね。あと厚生省の人とか?(笑
しかし世のバカ映画好きな人にはたまらないみたいですな。分かりますとも分かりますとも。俺も同じだから。
ビデオ借りてきた日は一日3回見たし、友人たちと朝から晩まで見た事もあります。
「また見るのか!?」とか言い合って(笑
キャメロンディアスやトビーマグワイアが出てるだけで爆笑ですよ。意味が全くナイ(笑 素敵!

追記:なんか変なページがあったからここもリンク貼っておきます。変なページ
ambient dixie
killingzoe

またまた懐かしいのが出てきましたねぇ。
1993年アメリカ・フランス合同製作、キリングゾーイ。
愛すべきB級クライムムービーです。

監督・脚本:ロジャー・エイヴァリー
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ
出演:エリック・ストルツ、ジュリー・デルピー、ジャン・ユーグ・アングラード(写真上から順に)

当時はタランティーノの名がつくものは全て見てたが、これはあのヲタク的なユーモアが一切排除されている真面目なB級犯罪映画です(笑
舞台はパリ/フランス。
内容はジャンキー達の自爆系銀行強盗物語。以上! がはは!

大根役者による大根映画なんだけど全編を貫くカッコツケスタイリッシュ感が心地よい。全然スタイリッシュじゃないのにwwしかしフランスらしさはここにしかない(笑
俺は大好きで何度も見てます。
Killing Zoe: Original Soundtrack
音楽はなぜか全部テクノでこれもタラとは大違いなんだけど、これが意外にかっこいい。当時はこの雰囲気にお世話になったものです(含

見所はジャンユーグのラリラリ演技。
何を食ったのか分からない凄い目をしますが、よく考えるとこれは演技ではなさそうなので両手放しで褒められません(笑
ま、ゲイリーオールドマンの二番煎じみたいな感じだしね。
ちなみに奴は親友のエリックストルツを狙ってます。バイです。HIVです。エルトン&フレディです。や、ちょっと違うな。
あとは地下室のパーティ。
曰く「本物のパリを教えてやるぜ」
「これが本当のパリなら、悪くないな」
と答えるエリックストルツも凄い。アホか(笑

お気に入りのシ−ンはディキシーランドジャズがかかって音符が飛び交うチープなTRIP効果のとこね。
ギャングの一人が
「ディキシーランドは最高のダンスミュージックだ!」
と爆笑必死のコメントを言いやがる。
これだけでこの映画は最高である、と言える。
いや、言っとけ(爆

funeral for a friend
フレディ&エルトン

・・・。
この写真を見て気持ち悪いとか怖いとか言ってるようでは、ロックンロールの神が貴方に微笑むのはまだまだ先になるでしょう。
俺くらいのキャリアを積むと、この写真がとても美しいと思えるようになる。
なる・・・。
なるといいな。

しかし。純粋無垢な少年少女に
「このおじさんたち仲良しだねぇ! いいなぁ!」
などと言われた時、俺の笑顔は彼らの目に自然に写るだろうか。彼らは大人の顔色の変化にとても敏感である。
だって一体どう答えてあげればいいのだ。嘘をつくわけにもいくまいて。
「赤ちゃんはどこから来るの?」
「コウノトリが運んでくるんだよ」
「ひげのおじちゃんはなんで天国にいっちゃったの?」
「そ、それは。ぼ、ボヘミア〜ン」
「? らぷそでぃ?」
「そうそう、よく分かったねメイちゃん!」
「子供だと思って誤魔化してんじゃねぇよ! こいつらできてるんだろ? アァ!?」

きょうびの子供は手に負えませんな。。

左のひげのおじちゃんはフレディー・マーキュリー。
QUEENのボーカリスト。91年、HIVによる肺炎で他界。
右の太っちょはエルトン・ジョン。
英国が誇るスーパースター/シンガー/ピアニスト。05年、男性と結婚。
Sheer Heart Attack Tumbleweed Connection Rock of the Westies
俺は残念ながらヘテロなのでそっちの世界の機微はまるで分からないが、分からないからと言って人の嗜好をとやかく言うつもりも差別するつもりも全くない。
しかし。
強烈ですよねぇ(笑
まず目。この目。じとーっ。
にんまり。
そしてエルトンの肩を抱くフレディーの逞しい腕。
毛深くて力強い腕が柔らかな脂肪の感触を楽しみながら友を抱き寄せる。
そしてフレディーの腹をさするエルトンの手。
魔法の指がフレディーの引き締まった腹筋をピアニッシモタッチで愛撫する。
嗚呼、めくるめくHGワールド! やっぱり気持ち悪い!! 気持ち悪いよ!!

昔から作家や詩人、アーティストには同性愛者やバイセクシュアルが大勢いる。名前をあげていったら一体何人になることやら。今頭の中で数えただけで50人以上は確実に言えますね。
「えーっ!?」と思った人、知らなかった人はためしに調べてみるといいです。
これは一種の革命なんです。昔雑誌を作ってた時に「両性具有」なる特集を組んだ事があるからジェンダーとか同性愛の歴史とか意外に詳しいんです(笑
ま、今日はそんな話をするつもりはないんだが、そのうちネタにするかも。
ゲイ文化の主役たち―ソクラテスからシニョリレまで オスカー・ワイルドの生涯―愛と美の殉教者 同性愛のカルチャー研究 たかがバロウズ本。

ちなみにロック界では同性愛が流行した時期があったみたいで、グラムロック時のミックジャガー、ルーリード、デビッドボウイがキスしている写真を見たことがある。
これはこれで強烈だからいつか紹介しませう(笑
ま、ロケンローラーなんてものは道から外れてナンボですから、こんな写真の一つや二つで騒いでいてはキリがないんです。
俺は騒いでしまいますけど(爆

あ、音楽の話全然してね。どっちも好きなミュージシャンなんだが・・・。
walk on the wild side
loo

こ、怖いです(怯
もはや何をお召しになられているのかすら分かりません(笑

初めてこの目を見た時、俺はロックンロールの恐ろしさを、日本のロックの貧弱さを思い知りました。
だってこんな目して写真に写されちゃったロックンローラー、日本にいるかぁ!?
そりゃ60年代70年代にはいたかもしれないけど、少なくとも俺がリアルタイムで見てきたメジャーのバンドマンの中には一人もいませんね。
アンダーグラウンド/インディーの人間なら何人か見たけども、ワイルドサイドを歩いていそうな奴はメジャーにはいません(いたとしてもここでバラすわけにはいかないww)。

そういう観点が不毛だという意見も分からないわけではないが、この目を見てしまうといくら日本人ロケンローラーが日本酒ガブ飲みして危ない目になっても「そりゃ敵わないよ、残念!」と云わざるを得ないでしょ。
トランスフォーマー+2 Ecstasy Perfect Day
そういや村上龍が面白い話をしていた。
ルーリードにインタヴューした事があるらしいのだが、その時ルーが水代わりにがぶがぶウォッカを飲んでいるのを見て「かっこいいぜ!」と真似してみたら即効で体を壊し「こりゃ敵わない」と思い知った…
という話。
ちょいと鈍い人は「酒に強いからなんなんだよ!」
と思うかもしれないが、彼が敵わないと言ったのはそんな表面的な事ではない。
もちろん内蔵の強さ(欧米人は酒で酔えないから薬に走るという説もある)の事も言いたかったのだろうが、"選ばれた人間による本物のデカダンスの凄み"という神話的な話をしているのである。

あ、作家ついでに花村萬月が書いていた事も紹介しておこう(確かブルースという小説だったかな)。
曰く「農耕民族は狩猟民族の音楽を真似しても絶対に敵わない」

な、なんというアナクロなロジック!
それを言っては元も子もないではないか!
と呆れることしばし。
しかし。噴飯ものの理屈なのだが引っかからないと言えば嘘になる。最近俺も同じような事を思わないでもないし。

全然ルーリードと関係ないじゃないか?
そう?
あの人やキースリチャーズはまだ生きてるんです。
ウォッカやバーボンを水代わりに飲み、煙草やら粉やらガバガバ吸って血液に毒を入れ、何日も寝ずに女や男と乱れまくり、ステージに立ち続けてきた男である。道半ばにして倒れた友人知人の屍を乗り越えてサヴァイブしてきたバイセクシュアルである。
ルー・リード: クラシック・アルバムス 〜トランスフォーマー〜 All Yesterdays' Parties: The Velvet Underground in Print: 1966-1971 The Velvet Underground
そんな天国と地獄を見てきた詩人と「おつかれさまー!とりあえずかんぱ〜い!」みたいな打ち上げ合コンするのが生き甲斐のバンドマンが果たして同じ音楽をやってるのだろうか?
同じ説得力を持つのだろうか。
世間では「音楽と音楽家の生き様に関連性はない」とまことしやかに言われているが、俺にはそうとは思えない。

ま、ワイルドサイドを歩きたいかどうかは全く別の話です。
マイルドサイドにしときましょう(爆
i am the resurrection
reses

わ、若いっ! 幼すぎて気味が悪い!
はい出てきましたストーンローゼス。
間違いなくデビュー当時の写真ですね。

左からジョン・スクワイア(g)、マニ(b)、イアン・ブラウン(v)、レニ(d)の4人組。
イギリスはマンチェスター出身。89年デビュー。

90年代以降のUKロックは全てここから始まったと言っても過言ではありません。
オアシスもラジオヘッドも彼らがいなかったら存在していなかったでしょう。
1stアルバムは俺にとっても凄く大事な作品です。
マッドチェスターやブリットポップのCDはあらかた売ってしまったし、かろうじて残っているのもダンボールの中に押し込んでしまったが、さすがにローゼスの1stはそんな扱いは出来ない。
The Stone Roses
ジャクソンポロック的なアートワークはジョンスクワイアの仕事である。あのセンシティブな男がジミーペイジみたいになってしまったのもコークのせいなのか…。
何年か前に観たジョンはなかなか良かったけど(俺泣いたしw)、イアンのソロといい今ひとつ盛り上がらないのも確かだ。
マニだけが一人気を吐いてるねぇ。
もはや再結成しかないと思うのだが、見たくない気もする(笑

そういやレニが脱退した後のライブは最悪だったなぁ。もう終わる感じがバリバリ伝わってきて。意地になって踊り倒してやったけども。

ローゼスを上の世代に聞かせると「なんだよ、バーズじゃん」とかしらっとした顔で言われるのだが、俺も「そうですよ」としらっとした顔で言っていた(笑
中には反抗していた奴もいたけど、馬鹿馬鹿しい。いいじゃん本当にパクリなんだから(爆
むしろ反抗したいのは「パクリの何がいけないんだ?」という所だったね。


マッドチェスターなんかほとんど剽窃文化で成り立っていたわけで。
ノエルギャラガー曰く「ロックバンドかサッカー選手かドラッグディーラー以外に選択肢がない」という街なのだ。ハッピーマンデイズを見れば説明するまでもないですよね(笑
ヒップホップもハウスもサンプリングという名の窃盗なしには語れない文化だし、それに影響を受けた奴が60年代の音楽を拝借するのは当然の流れ。
だからバーズのパクリと言われたら胸倉掴んで
「だからどうしたぁ!?」
と逆ギレする方が雰囲気があるでしょ。そんな時代だった。

POP界では街の石ころが色々とパクってたら個性や化学変化や時代の後押しによってダイヤモンドになってしまうという奇跡が時々起こる。言ってみれば錬金術みたいなもんですね。
俺の中ではローゼスもそんな奇跡の一つだと思っているが、彼らがパクったストーンズやZEPもその先輩格。てか先輩の方がエゲツナイことしてた。
要するに伝統芸なんですよ(笑
もちろんただのコソ泥として消え去ったバンドの数は幾何学的だろうけど。

おっと、また妙な横道に入ってしまった。
詳しいことはホームページでも見てもらって。ガハハ!
や、とにかくラストの2曲はロック史に残りますよ。間違いなく。
long gone
syd

なんだこの悪趣味なポストカードは。
こんなもん需要があるのか?
あるからこんなところで画像アップされてしまうのね(笑

男の名前はシド・バレット(ロジャー・キース・バレット)。
残した作品はピンクフロイドの1stとソロ2枚しかないのだが、彼について書き出したら三日三晩はかかってしまうだろう。
なにしろこの目を見ているだけであっと言う間に時が過ぎてしまう。

伝説的な失踪が有名だが、キャリアについて語られているのをあまり見たことがない。
ブライアンジョーンズやジミヘンドリクスなどと違って未だにミステリアスな所が多い人です。
俺の知識もクレイジーダイアモンドなどの本を読んで知ったことだけだし。
クレイジー・ダイアモンド/シド・バレット

それにしても興味が尽きることはない。
軽くシドの軌跡をおさらいしときますか。

当時の英国ミュージシャンと同じく最初はR&R、次にR&Bやブルーズ、ジャズ、フォークときてビートルズにK.O。
ディランやストーンズのライブにも足を運んでいたという。
最初は気難しいイメージがあったけど単なるミーハー、スノッブなんじゃないかなと思い直した(笑
ちなみにそれは英国ロックの美徳です。

時代はスインギングロンドン。アメリカではサマーオブラブ。
ロンドンのインディカというギャラリー&ブックストアにはUKビートニクやヒプスターや前衛芸術家がたむろしていたが、そこにはシドバレットもいたらしい(ジョンとヨーコが出会ったのもインディカ)。
シドは時代の風に乗ってテイクオフを果たす。アンダーグラウンド・プリンスの誕生ですよ。
Pink Floyd & Syd Barrett Story (Btrs)←注意:リージョン1です!

その後はもはや伝説化している急流下り
すなわちマーキーでのスポンティニアス・アンダーグラウンド、インターナショナル誌のイベント、UFOクラブのサイケデリックパーティー、そしてシングル、1stアルバム夜明け前の口笛吹きのリリースへ。
このあたりの話はかなりスリリングなのでまだ知らないけど興味があるって人は自分で調べましょう(投
こんな駄文で説明されるより絶対面白いから。ぶっ飛びの時代ですよ!

ととと、何を書いてるんだ俺は・・・。軌跡なんかおさらいしてどうする・・・。
ソロの話とかギターの話とか幻覚剤の話をしようと思っていたのに!
またあの目にやられちまった。お前は魔法使いか!

Piper at Gates of DawnThe Madcap LaughsBarrett
ballad of lucy jordan
t&l

ワイルドアットハート、イージーライダーときてテルマ&ルイーズ。たはは(笑

とにかく俺はロードムービーが大好きなんです。
だから次はドラッグストアカウボーイ、マイプライベートアイダホ、パリテキサス、明日に向かって撃て、アナザーデイインパラダイス、モーターサイクルダイアリーズ、ストレンジャーザンパラダイス、気狂いピエロ、ダウンバイロー、ストレイトストーリーetc・・・
ネタの葉書には全く困らない(笑

監督:リドリー・スコット、主演:ジーナ・デイヴィス、スーザンサランドン、
素敵なチョイ役:ブラッド・ピット、マイケル・マドセン、ハーヴェイ・カイテルなど
全編を通してアメリカンニューシネマへのオマージュに溢れたエンターテイメント映画。
1991年作品。

テルマ&ルイーズ

ベタベタなプロットとキャラで強引に押しまくる爽快な作品で、ニューシネマのインスパイアものとしてはかなり良く出来てますね。
イージーライダーのラストはこうあるべきだったような気がします。もしくはペキンパーのワイルドバンチのエンドロールみたいにするとか。
ハッピーエンドとバッドエンドのカタルシスを両方ぶち込むことは卑怯でも何でもないと思うんですけどね、俺は。

見た時期が近かったからか俺の中ではトニースコットのトゥルーロマンスの兄弟的作品というくくりがあります。
まぁ監督が兄弟ですけど(笑
ちなみにブラピはこの2本がキャリアのピークだと思っているのは俺だけでしょうか。
田舎者の二枚目詐欺師とニートっぽいストーナー役だけど(爆

それにしても主演のスーザン・サランドン(写真右)はいい女優さんです。上手い。雰囲気がある。
しかしむかつく位に色々な映画に出てます。レンタルビデオを頻繁に借りてた頃、なぜか借りてくる映画借りてくる映画に彼女が出ていて、ひどい時は毎週見ることもあったなぁ(笑

昔ケヴィン・ベーコン・ゲームというのが流行りましたが、皆さんやったことありますかね?
要するに連想ゲームと古今東西を合わせたようなゲームで、ケヴィンベーコンと共演したことのある俳優や監督をしりとりみたいに繋げていくわけです。繋げられなくなった奴の負け。
地方ルールが色々あるみたいですが、うちらは5,6時間続けてました。勝ち負けよりもリンクを終わらせないように大事に大事に(笑

ちなみにアメリカでは世界大会までやってましたね。確か大会はサイクルの数が決まってたような気がします。
20回でケヴィンベーコンに戻すとか。これはなかなかテクニカルです。

あ、なぜケヴィンベーコンかというと単に出演作が多かったかららしい。それならスーザンサランドンでもいいと思う今日この頃。
や、本当によく見るからさ(笑 俺だけかな・・・。

A Stranger on Earth: An Introduction to Marianne Faithfull
あ、ゲームとは関係ないけどマリアンヌ・フェイスフルの曲がかかるのね。サントラはあまり面白くないけどマリアンヌはいいですね。
born to be wild
easyrider

きましたイージーライダー! 
ゲチュモラランニン!
って、この映画の葉書を何枚所持してるんだ俺…。
アトランダムに葉書をアップしてるから今後何回もゲチュモラランニンしなくてはいけない。
年賀状で出してしまえばよかったなぁ(笑

監督主演脚本:デニスホッパー、主演製作脚本:ピーターフォンダ、脚本:テリーサザーン、
撮影:ラズロ・コバックス、出演:ジャックニコルソン。
アメリカンニューシネマを代表するロードムービーにして以降の映画と音楽の関わりを決定づけた69年度作品。
イージー・ライダー コレクターズ・エディション

この映画についてはあちこちですでに語り尽くされた感があり、俺の感想もそれらと大して違わないわけなんだが、上記したように葉書が沢山あるからには無理矢理なんか書かねばならない(笑
何も思いつかないからためしに「いーじーらいだー」とだけ入力してググってみたらこんなとこがあって
「そうそう、その通り!」思わず拍手喝采してしまいました。
これですませたい気分です(投
こうなるのが分かってるからいつもは何も参考にしないで書いてリンクも後から貼り付けてるのだが。。やっぱ先に見たら駄目ですね(失

初めて観たのは中学生の時で、はっきり言って全く面白くなかった。あのラストシーンは今でも好きじゃないけど、とにかく後味の悪さだけが残りましたね。
それから数年後、ロックンロールという怪物に魂を奪われ電気ギターを毎晩掻き鳴らすようなロックンロール狂信者になった俺の前に再度この映画が現れた。
感想は
「はは〜ん、なるほど。これがヒッピーというやつか」
なるほどなどと言っているが要するにまだ分かってない(笑

そしてまた数年後。新宿のレイトショーで三度目の再会を果たす。
突き刺さった。石になった。
そこで俺はすべてを理解したのです。ゲチュモラランニン。
それからビデオで何回観たか知れない。
冷静に見れば大した映画じゃないしニューシネマなら他にもいいのが沢山あるが、イージーライダーには強いモジョがある。魔法がかかっているのです。
easyrider

ハイ、脇をしめて
「にっ!にっ!にっ!」
そういうことですよ(笑

葉書はまだ何枚もあるから今日のところは終わりです。
てかあとも全部「にっ!にっ!にっ!」だけでいいんですけど(爆
baby please don't go
wildatheart

ワイルドアットハートの葉書が出てきた。
あらためて見ると「それナシだろ」感の強いアートワークだけれど、そういや昔もこの「ナシ」感にやられていたわけで問題は何一つない(笑

監督はデビッド・リンチ。原作はバリー・ギフォード。
マーロンブランドみたいな蛇革のジャケットを着ているエルヴィス狂の前科者セイラー役はニコラス・ケイジ。
その後ろにいるブロンドのビッチ、ルーラ役はローラ・ダン。
その他にもウイリアム・デフォー、ダイアン・ラッド、イザベラ・ロッセリーニ、ハリー・ディーン・スタントンらアクの強い俳優がずらりとキャスティングされている。
すでに妖怪レーダーが反応してしまった人とは仲良くなれそうです(笑

デューンやブルーヴェルベット、ストレイトストーリーを見てしまうと気安くリンチの最高傑作などとは言えないが、傑作であることに変わりは無い。
ワイルド・アット・ハート スペシャル・エディション
まだ見たことない人は粗筋を↑でチェックして、興味があったらレンタル屋にGOですね(笑 一応パルムドール取ってます。

この映画を初めて観たのは友人達と溜まり場や映画館で毎日のように映画を観たり音楽を聴いていた頃。ま、見ていたのは映画だけではなかったけれど(含笑
タランティーノやガスヴァンサントなんかが爆発的に流行った時期だったし、俺たちもロードムービーやノワール、ナンセンス、サンプリング映画などを呆れるほど観た。
これもその中の一本ですね。
そんな熱気の中で何度も見た作品だから思い入れは深い。
結局のところゲラゲラ笑って見るようなナンセンス映画なんだけど純粋にかっこいいと思ってしまう部分も多々あり、それが男子の性ではないかと思う。
これすなわちセイラーへのシンパシーとリンチワールド、ギフォードワールドへの憧憬。
ニコラスケイジにラブミーテンダーを歌わせるシーケンスなどは本当にギリギリのセンスで、これをさらりとぶち込むところに背水の陣的な男気&浪漫を感じる。
ここで痺れない・笑えない人にはこの手の映画はつらいかもしれない。

ま、単純に楽しむのが一番ですね。細部へのこだわりやリンチの思惑なんかは後回し。
毛髪のあるニコラスケイジのカッコツケ演技(毛髪がなくなってくるにつれ味が出てくるから不思議)や扇情的なローラダン(なぜかランブリングローズとこの映画の彼女だけは可愛く見える)、ウィリアムデフォーの怪演(てかこの人コレばっかだけど)、チョイ役ツインピ−クス組の存在感、夢に出てきそうなダイアンラッドの怖さetc...
これだけで十分楽しめます。
Wild at Heart
おまけに音楽もなかなかです。サントラにはニコラスケイジの歌うエルヴィスナンバーからジーンヴィンセントやゼムまで入ってる。
baby please don't go!
mr.tambourine man
bobdy01


このポストカードの写真は64年〜66年のディランだと思われる。
使用ギターはギブソンのアコギだが、型までは分からない。多分古いニックルーカスだと思うけど。
それにしてもこの佇まいには参りますな。
キマり過ぎで嫌味にすら思える。

アルバムで言うとbringing all back home、highway 61 revisited、blonde on blonde辺り。
この3枚のアルバム名を聞いただけで思わず背筋が伸びてしまう人も多いでしょう。
Bringing It All Back Home Highway 61 Revisited  Blonde on Blonde

そこにブートレグシリーズのroyal albert hallとno direction home加えて完結する一連の流れはもはや説明不要の音楽史に残る時代の転換期。
The Bootleg Series, Vol. 4: Bob Dylan Live, 1966: The The Bootleg Series, Vol. 7: No Direction Home - The Soundtrack

この時期のディランとビートルズから目を(耳を)逸らしてロックミュージックと付き合うことは不可能に近い。

その一種神懸ったディランを見るにはdon't look backとno direction homeを見るのが一番良いのだけれど、
二つ続けて看たら5時間はかかるので手っ取り早いとは言えません(笑
それでも未見の人がいたら必見と押し付けたい気分です。
いや、押し付けます。押し付けますとも!(笑

no direction homeとにかく痺れます。
5時間正座した後の足なんかよりも痺れます。
もし織田信長のドキュメンタリーがあったらこんな痺れ方をするような気がします(信長はそんなに好きじゃないけどw)。
曹操とか高杉晋作とかね。
ロックバンドの映像作品はそれなりに見てきたけども、こんな痺れ方をしたのは初めてでしたねぇ。
スコセッシの嫌らしさが逆に良かったのかもしれない。

そんなわけで新年早々ディラン漬けですわ。。